睡眠時無呼吸症候群と歯科
からだや脳の健康に重大なリスクをもたらす『睡眠時無呼吸症候群 』。
新型コロナウイルス性肺炎の重症化リスク因子で再注目されました。
・周囲の人にいびきを指摘されたことがある
・昼間に眠気が襲ってくることがある
・疲れが取れず日常的に倦怠感がある
・" 寝ているときに呼吸が止まっている ″ と言われた
↑そんな症状がありませんか?
閉塞性睡眠時無呼吸で、睡眠の質が悪くなっている可能性があります。
原因は、"下顎が小さい″ "顎や首がふくよかでお口の中が狭い″ "鼻が悪くて口呼吸″ など。
寝ている間に舌が下がって気道をふさいで、呼吸が数十秒止まってしまう。これを夜間何度も繰り返します。
簡単なチェックとして、鏡の前で口を大きく開けてみてください。のどちんこが見えなければ可能性ありです。
心当たりがある方、気になる方は一度ご相談ください(*治療には医科の検査と診断が必要です)。
治療法として、CPAP治療(医科)もしくはマウスピース治療(歯科)があります。
睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中に窒息状態になり全身酸欠になっています。自律神経が乱れたり、高血圧、糖尿病、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、認知症などの危険を高める万病のもと。放置すると命取りになります。